2012年8月2日木曜日

七夕の第九回鶴岡遠征

去年までの参加率が嘘のようですっかりレアキャラうぉーりーです。

現役が夏季佐渡遠征に出発していった日という変なタイミングですが、せっかくいくらか書いてあったので投稿させていただきます。


数日前からの悪天候で濁っていそうだったけど、波は無いみたいなので参加してきました。TOEICと被ったため一年生と工学部組がおらず人数が少なめの遠征となりました。

いざ海へ行ってみると波が落ち着いていたので淡い期待を抱いちゃったけど、潜ってみるとやっぱり濁っていてヤス先も見えない状態。
それでも自分が行ったところの濁り層は3,4mぐらい。少し潜れば透けてくれるのでとりあえず魚突きはできそうな感じ。場所によっては8m潜ってやっと透けるところがあったらしいけど、そんなの直帰しちゃう。

エントリーしてからまっすぐ最近お気に入りの砂モノポイントへ。
濁っている日に砂モノを探すのもどうかと思ったけど、ここのところずっとチェッカーフラッグを振られてきたからリベンジしたかった。

ポイント付近に到着したのでとりあえず潜ってみる。
濁り層を抜けて視界が開けるとちょうど砂地とごろた岩の境目。
「お、ビンゴ~♪ちょうど砂地の始まr……スズキ寝てるじゃん」
砂地とごろた岩の境目に70ぐらいのスズキ。

潜りつつ、ヤスを引きつつ、頭の中フル回転。

(うーん、この前捕ったのよりちっちゃいなあ…。それでもそこそこデカいからどう食べたもんかな…。ヤス撃つ前に逃げてくれちゃってもいいのよ?うー、でも胃袋食べたいな…身も1日置けば柔らかくなっておいしいしな…頭とカマの煮付けうまかったし、たまには漬けもいいな…このサイズなら胃袋が大きくて食べごたえありそう…定番だけどソテーもいいなあ。あ、射程入った)

とすっ

首に刺さったヤスが背骨を砕いたようで暴れることもなくエラを掴みサクッと回収。
なんだかんだ捕れたらやっぱり嬉しいね。


その後は砂地を潜っては探し、潜っては探し、潜っては探し…を繰り返すこと2時間ぐらい。
50はなさそうなヒラメが2個体、カレイは小さな可愛い個体がちらほら、シタビラメはいくつかの大きい個体が何本も線を描いてた。しかし肝心のマゴチが見つからない。
とりあえずスズキいるし、海底付近もだんだん濁ってきたし、漂う諦めムード。

それでも懲りずに潜って見渡すもやっぱりいない。
「もう上がるか…」
浮上するために上半身を起こしたとき、目の前を横切る赤い魚。

結構デカいホウボウきたこれー!!一気にテンションMAX!

浮き上がろうとしていた上半身を再び下に向け、ヤスを引きつつ見失わないように追いかける。
海面は濁ってるから一度浮上したら間違いなく見失うし、一発で決めるしかない。
この前ダテさんがめちゃくちゃ暴れたった言ってたこともあって不安になりつつも、ちょっと遠目で発射。

ざくっ

背中から頭にヤスが抜けてほとんど暴れず回収。
スズキより桁違いに嬉しい漁獲!

結局マゴチは見れなかったけど、ホウボウで満足したのでエキジット。


その頃には雨が強くなっていて、ほとんどみんな上がって車で雨宿りしていました。
ダメな海でみんなが意気消沈してるところに大物を持って上がる快感は何度経験してもたまらん。

サイズを測ってみるとスズキは77cm。そしてこの日は七夕。なんかいいね!
ホウボウは39cm。歴代1位が41で歴代2位が39cmで歴2タイ。40欲しかったなあ。

セカンドバック的な

雨の中たくさんの写真を撮ってもらって大満足。ありがとー!

遠征の写真はこちらからもどうぞ!
https://picasaweb.google.com/104998509296170865597/GLLJEH?noredirect=1


スズキは身はもちろんのこと、胃袋と心臓と肝臓を、ホウボウは胃袋と鳴き袋をそれぞれ回収。

その日の鶴岡ごはん会でははじめさんがカニやらエビやらアワビやら持ってきてくれたおかげで豪勢な食卓。魚は完全に空気。
スズキはもともと1日置く予定だったので、ホウボウだけ刺身と湯引きとちょっぴりのあら汁にして食卓へ。
ホウボウの刺身はとてもおいしいけど、個人的には火を通したほうがよりおいしくなると思う。
ホウボウのあら汁はおいしいけど、エビ汁に勝てるはずもなく。
スズキの胃袋は大きくて食べごたえがあって、シンプルに塩コショウでいただいたら今までで一番味わえた。おいしい。
肝臓はちょっと苦手な味だった。ぱさぱさしたレバーという感じ。
鳴き袋は砂肝みたいな感じを想像していたけどほくほくで柔らかいお肉。おいしい。

テンション上がってお酒も飲んで、楽しい夜でした。

翌日はスズキでごはん会。の、予定がなんと鶏肉、豚肉、牛肉に囲まれるという災難。
頭とカマを煮付けにして、あとは刺身とソテーに。
煮付けは人気なかったけど、おいしくできたと思う。
1日置いた刺身は柔らかくておいしい。もう1日置いても良さそうだった。
ソテーは安定のおいしさ。身が反り返るのなんとかならんかな。
漬けはお酒を入れすぎて酒臭かった。残念。

スズキって当り障りのない素朴な味だね。胃袋はまた食べたいもんだ。

時期はずれな第九回鶴岡遠征のレポートは以上です。


いよいよ夏季佐渡遠征が始まりましたね。
1陣は現役のみということで不安と期待が入り交じっております。
去年までの3年間、大げさに言えば自分の知らないAQUA-LIFEの遠征はありませんでした。
私の知らない夏季遠征…なんだかとてもむず痒いです。
さてさてどうなることやら。とにかく安全に楽しんでほしいものです。
頑張れ!