2012年9月14日金曜日

2012夏九州遠征報告


どうも、一年生のこいじです
あ、初投稿になります。
めんどくさがり屋な先輩方に教わりアクアヤスを握らせていただきました
というわけで今回の九州遠征について書かせていただきます。
台風14号だか15号だかの影響が懸念されるなか一陣11人で始まった九州遠征でしたが、我らが会長でこさんの指揮により、山口で水族館やら鍾乳洞やらに行ってそれほど強い雨風をうけることなく過ごすことができました
山口で潜った時のことですが、波高いわなぜかマスク曇りまくるわクラゲに刺されまくるわで、二時間もしないうちに帰ってきました。
そのとき既に11人中8人がクラゲに刺されたりシュノーケル壊れたりで浜に上がっていたのでほっと一安心
こんな海じゃ漁獲なんてないない!とか思って、近くにいたリア充組を見つめていたらなんとなんと
まんじゅさんがなんかピチピチさせて上がってくるじゃありませんか
初めて見るコロダイとかね、やっぱすげーなと思いましたよ
残るはエースさんのみ!すげーのとってくるんだろーなウキウキ
とか思ってたら上がってきて、ばかでかいコロダイを二匹もぶらさげてました
さすがっす
まじパネェっす
その晩はハンバーグにしましたが、下味が、濃くて、うんな感じでした!
そんなこんなで山口を抜け鹿児島に行き毎年お世話になってる方々に挨拶してよし潜るか!となったのですが、波、波、波
どこのポイントを見ても波が強くてですね潜れなくてですね
あーまじ、佐渡に続いて夏遠征ってこんなもんかよ
とかおもってたら翌日ですね
あれはやばかった
まじで海きれいすぎました
ただ島までの流れが強いとこは参りました
最初は、頑張れば流れとか余裕っしょwwwwとか思ってあえてその部分通ろうとしましたが
諦めましたね、5分で。
岩に叩きつけられて波の気泡で視界ゼロ
うひゃーとか叫びながら脱出しましたww
しかし!そのときに目の前にぬっと45は軽くあろうかというコショウダイが現れたのです
すぐ岩の間に逃げられてしまったのですが、後にも先にもコショウダイを見たのはこのときだけ
もうちょっと頑張って探し回ればよかったななんて、今になって後悔してるのは内緒。
そんなこんなで左側からまわり島につくと…
なんとまあ見たことないような綺麗な海
いい感じの岩場には海藻が生い茂り
赤青黄色の(まずそうな)お魚さん
目を見開いちゃいましたよ
うっひょーーー!!
そんなこんなで今日はとてもいけそうな気がすると考えながら目の前にはハリセンボン
こんなでかいやつだったのかと思いうまそうだと思いストン
ふくらんでピチピチして息絶えました
25センチくらいのそいつは今考えると結構でかいやつだったんですね。
その後はエントリーしたときからわさわさいるなんかデカイヤツ
いろんな模様があるヤツ
ムシャムシャ苔とか食ってるヤツ
よっしゃなんだかわかんないけどこんだけいりゃ乱獲やで!!
と思いながら、岩下に逃げ込んだヤツとか寄ってきたヤツを捕獲(後ほど知ったことに、ヤツとはブダイちゃんでした)したあと、島の半分まわって帰路へ
帰り道になんかハタ系の動きをした見たことないかっこいいやつがいて、岩下に逃げて行きました
追いかけると岩下からずっとこっちをみています
ヤスを向けます
目もガン見します
ピクリともしません
バカだろこいつwwww
ゼロ距離キルショットォォォォォ!!!!
そいつを水面に上げていくとみるみる色が変わります
うおおおおなんだこれええええ
ひえええええ
真っ赤になった後に気付いたのが、こいつがアカハタかってことでした(笑)
海から上がると皆さん既にお揃いで
お?お?アカハタじゃね?すげーじゃーん!!しかもあと2センチで勝利サイズやーんってなってうえーいってなった直後
あれ?wブダイ?wwしかもwww二匹wwwwwww
ってなりました
てへぺろ
けどそれだけじゃなく!はがも同じのとってきてやんの
ばっかでー
しかもあいつ、それに加えてたかのはだい!たかっぱ!ヒョヒョヒョww
なんていいながら2人ともちゃんと腹だし負けました。臭かったです。
ブダイズは去年も結成されてたようで(笑)(笑)
ブダイまずかったなーほんとに
臭かったなー
はあ。
というわけで、九州では下げて上げて下げてとそんな感じでした。

そっからフェリーのって甑へ!!
甑の海はですね、九州とまたちがった沢山の種類の魚がいました
またも驚きました
特にスジアラが…
腐る程いました
何度追いかけても取れませんでしたけどね泣
そんな中ある日のこと
エースさんに堤防の裏に連れて行ってもらいました
そこにはめちゃくちゃな量の魚(ほとんどがメジナ)
スジアラがよく取れるということなのでふと辺りを見回してみる
すると大小のスジアラが優雅に泳いでいる
ここなら何か取れるっ!!
とか思いながらも、既に羽蛾がCランクに上がったということもありタイ類を狙ってました
40はありそうなイシダイを見つける→逃げられる
を何度か繰り返して諦め、ふと下をみると沈みテトラの間にいいサイズのクロホシフエダイが数匹
潜ってテトラにくっついてるとその中で一番でかいやつが接近
よしよしそのまま、、
近くにきた瞬間ズドン!
腹にささってめちゃくちゃ暴れたけど必死に押さえつけて浮上
見ると35は余裕で超えてる40あるんじゃないかというサイズ!
うっひょーーー!!!!
海の上で1人で絶叫
スカリに通してよし、ヤス抜こう
ヤス先「ぽんっ」
!!??
なんとヤス先がシャフトから抜けて魚に刺さったまま
オイオイとか思いながら若干パニク。焦ってヤス先を引き抜こうとすると
ツルッッッッと両手に持ってたものが滑り
クロホシはまだ若干息のある状態
ビクン……ビクン……
死にそうになりながらスカリを抜け海底へヒラヒラと
ヤス先外れてるから追いかけて突き直すこともできず
潜って手づかみしようにも焦って息続かず
テトラの間や沈んでいきましたとさ
その時はもう絶句
何も言えねー
心折れてソッコーで上がりました
いろんな人に話して少しショックを和らげようと思ったけど
やはり後悔の渦…
ため息しか出ませんでした
ははは
そのあと潜った日はヒブダイとって満足したジョルジュさんや優しいティムティムさんにヤスをお借りして潜りましたが、結局この時がCランクへの最大のチャンスでした、惜しかったです。
あ、あと岩下に逃げ込んだ40くらいのイシダイを見つけて捕らえて引き抜いたら21センチのイシガキダイにすり替わってたこともありました(笑)

今回の遠征は、前半がとてもつまらなかったことや、人生で最南端に行けたこと、ティムさんが合流して初っぱな波乱を巻き起こしたこと、エースさんがワンダイブで勝利サイズ五匹あげてびびったこと、先輩方や高山さんの楽しいお話をや沢山聞けたこと、和田さん宅で今までに食べたことのないうまーーい煮付けや鍋をご馳走になったことなどなど、潜る以外にもとても貴重な体験をいくつもさせてもらいました。
心残りはありますが、それ以上に自分にプラスになることがあったので、とてもいい遠征だったと思います。
自分は八丈には行けないのですが、後期や二年次以降もどっぷりとアクアに入り浸りたいと思います。

遠慮なく長々とすみませんでした(笑)
それではこの辺で失礼します…